経営・リスク
レガシーシステムが抱える問題は、今も昔も変わりません。変わったのは、モダナイゼーションにかかる時間とお金です。スマートフォンのアプリを定期的にアップデートするように、システムも本来は更新し続けるべきものです。ただ以前は、そのアップデート(モダナイゼーション)に数ヶ月・数千万円という規模のコストがかかり、多くの企業が「わかっていても手を付けられない」状態にありました。AIの技術の進化で、その前提が変わっています。
変わったのは、モダナイゼーションにかかる時間とお金だけです。
レガシーシステムが抱える4つの問題
経済産業省「DXレポート」(2018年)は、レガシーシステムを放置した場合、2025年以降に年間最大12兆円の経済損失が生じる可能性があると試算しています。これは架空の懸念ではなく、国レベルで警鐘が鳴らされているリスクです。
なぜ、モダナイゼーションは後回しにされてきたのか
従来のモダナイゼーションは、要件定義・構成検討だけで数ヶ月、刷新自体に年単位・数千万〜数億という規模になりがちでした。問題は認識していても、直すコストがリスクを上回ると判断され、先送りが「合理的な選択」になっていたのです。
経営者にとっての意味
- 「直すコストが高いから先送り」という判断の前提が崩れている。AIの技術進化で、モダナイゼーションの時間とお金の規模が変わってきている。
- 4つの問題は、今なら現実的なコストと期間で解消できる。
- 一気に全面刷新する必要はない。既存を残したまま入口だけ作る、構成検討を数日に圧縮する、など段階的な進め方も選べる。
モダナイゼーションの実例は、当社の実録シリーズで公開しています。レガシーシステムの刷新は「SmartReplace」としてサービス提供しています。「わかっているが、手を付けられていない」システムがあれば、お気軽にご相談ください。
※本記事の事例は、実際の運用をもとに、組織や環境を特定できない形へ一般化しています。経済損失に関するデータの出典は経済産業省「DXレポート」(2018年)によります。